
本年8月1日に、中央最低賃金審議会の小委員会が2022年度の
最低賃金の引き上げ額の目安をまとめました。
全国平均では時給961円で現在の平均額から31円の引き上げとなりました。
これは現行の最低賃金の決定方式が採用されてから最大の引き上げ幅で
ウクライナ問題などによる物価高を背景にしています。
最低賃金は地域ごとに設定されます(地域別最低賃金の場合)。
そのため今後都道府県単位での審議がなされるのを待つことになりますが
引き上げ額の目安でAランクの場合は31円となります。
そのAランクである東京は現在の最低賃金が1041円ですので
目安通りならば1072円にまで引き上げられると思われます。
引き上げ時期は昨年同様の10月になりそうです。
最低賃金が引き上げられた場合
当然ですが賃金(給料)が最低賃金額を下回らないように
することが求められます。
アルバイトやパートタイマーなどの時給者の場合には
最低賃金違反がすぐにわかりますが
月給者の場合
は最低賃金を割ってしまっていても
なかなか気がつきにくく、法律(最低賃金法)違反の賃金
(給料)を支給していた、というようなミスも見受けられます。
また、従業員募集などでも、引き上げ前の額がそのまま募集の
チラシやホームページなどに記載されている場合があります。
各企業の皆様は、諸事厳しき折にさらに最低賃金引き上げへ
対応しなければならず、大変だとは思いますが
給与計算や募集でのミスがないように
くれぐれもお気を付けください。
【参考リンク】
厚生労働省:賃金 (賃金引上げ、労働生産性向上)
厚生労働省:東京労働局
厚生労働省:必ずチェック最低賃金
2022/8/17
